不妊治療への理解

不妊治療に対する相互理解

不妊治療は必ず二人でやるものですから、夫婦の一方を対象にすることはありません。 不妊治療の場合、原因を特定できないケースが一番多いですから、初診時は女性だけだとしても速い段階で必ず男性にも治療に参加してもらう必要性があります。 一緒にカルテを作ってもらい、自分も治療を受けて妻を助けようという当事者意識をもってもらいましょう。 病院ではまず検査から始まりますが、女性は約10項目以上の検査を行いますが、子宮がん検査と精液検査以外は、基礎体温表の周期に合わせながら検査を進めます。すべての検査が終了するのに通常4〜5週間かかります。 男性の場合は精液検査と感染症・血液型検査のみですので負担も少ないので心配はいらないでしょう。

治療費はいくらかかるのか

不妊治療を妊娠率と治療にかかる費用の観点でみると治療のステップが上がれば上がるほど、妊娠率は上がりますが身体への負担や費用は大きくなります。 第一のステップはタイミング療法は排卵日の前後に性交渉を行う方法で、治療費は保険適応ですので費用は一回あたり数千円程度です。 二つ目のステップは人工授精でカテーテルを用いて精子を女性の子宮あるいは卵管に人工的に送り込む方法で、料金は一回当たり約1万5千円程度です。 そして最後のステップが体外受精で、卵管を経由しない受精方法といえます。卵巣から卵を取り出し、精子と卵子を培養液の中にいれておくと卵管内で受精するのと同じことがおこります。 料金は保険適応外で一回当たり20万から50万程度です。 不妊治療はカップルごとに原因が異なり、それぞれに合わせたオーダーメイド治療になります。